筑波大学大学院リスク・レジリエンス工学学位プログラムの数値解析、計算機援用証明理論の研究室です。
スペクトル法、無限次元力学系、精度保証付き数値計算をキーワードに研究しています。
精度保証付き数値計算理論に関する研究と無限次元力学系の計算機援用証明への応用
本研究室はリスク・レジリエンス学位プログラムの遠藤研(工シス)、佐藤研(社工)との3研究室の合同研究室で、「S-コンピューティング基礎グループ」が正式名称です。数値計算の不正確さ・不確実性を取り扱います。数値計算は日常で頻繁に利用されていますが使い方を間違えると、とんでもない間違いを犯すリスクが潜んでいます。数値計算に潜むリスクを制御するために「精度保証付き数値計算」という新しい数値計算方法を利用し、数値計算のリスクの制御、さらには数学の証明をコンピュータで実現する計算機援用証明の研究を行います。精度保証付き数値計算とは数値計算に生じるすべての誤差を考慮し、数学的に正しい結果を数値計算によって導く計算法です。
本研究室の研究内容は 精度保証付き数値計算に関する【理論・実践・実装】を柱にしています。 この「理論」とは数学を応用した精度保証付き数値計算理論の研究、「実践」とは精度保証付き数値計算を用いてモデルの数理解析を行う研究、「実装」とは精度保証付き数値計算を実現する数値計算環境の構築および開発です。 以下は教員の最近の研究内容(妄想含む)です。
学生は研究テーマの決定の際に上記内容を参考にしても良いですし、数値計算に関連する課題を自由に設定しても良いです。
学生の研究業績です(括弧内は投稿・発表当時の学年)。 研究成果を出して、学会等で発表しよう。
info@taklab.org
1-1-1, Tennodai, Tsukuba, Ibaraki 305-8573, Japan
〒305-8573 茨城県つくば市天王台1-1-1
706, Laboratory of Advanced Research B
総合研究棟B 706(学生室 725)